Rubyを試してみた
最近僕の机の近くにいるRubyistがRubyキチと呼ばれ始めている.絶対JavaとかC++で書いたほうがいい計算を,頑張ってRubyで書いている.
実行速度が情けないことになっていたけど,最近のリリースでだいぶ早くなったらしい.
- 作者: 秋山智俊
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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僕がRubyを知ったのはこの本だったので,かれこれ11年前になる.*1
このころはオブジェクト指向の文字列処理に強いスクリプト言語というイメージだったけど,最近はどうも違うらしい.
Rubyの輝きは命の輝き
— らなとす (@Ranats85) 2016年6月26日
Rubyの輝きはお前の命の輝きだ.
Ruby on Railsとかいう謎のあれもあって,なかなかに盛り上がっていたのは知ってた.
盛り上がりについていったプログラマ諸兄が素材となって,あのRubyの輝きを作り出しているのだな. *2
Rubyとは...
オープンソースの動的なプログラミング言語で、 シンプルさと高い生産性を備えています。 エレガントな文法を持ち、自然に読み書きができます。
11年前に使ったときは,メソッドを呼び出すとき引数括弧を省略できるせいもあって,なんだかLuaみたいなスクリプト言語だなという認識だった.*3
まずそのころはオブジェクト指向もよく理解できてない雑魚キャラだったのでしょうがないとして,僕もRubyを始めたいなと少し思った.*4
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始めました.以上です.
ウホ
— らなとす (@Ranats85) 2016年6月5日
ちょっとはまともなコードを書かないと.
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フィボナッチ数列で任意の位置の数字を求めてみた.
フィボナッチ数列の漸化式をそのまま書き下せるのは強い.ラムダを使ってるのはRubyのラムダ記法がかっこいいから.*6
なんとRubyには遅延評価も実装されてるらしいので,任意の自然数に対する操作として,偶数のフィボナッチ数を小さいほうから10個求める式は次のように書ける.
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個人的には 1.0/0 が評価されて Infinity になることで無限数列を表現できるのが一番驚きだった.
書き方もシンプルで,かつかっこいいし.
これは癖になりそう.
お前…何人の命を,このRubyに溶かした…? pic.twitter.com/aw4orTQWpW
— ゆえまし/Motoki Tano (@yuemashi) 2016年6月28日
???「たったの5万人だ」
— ゆえまし/Motoki Tano (@yuemashi) 2016年6月28日